@article{oai:lib.sugiyama-u.repo.nii.ac.jp:00003554, author = {三木, 邦弘 and MIKI, Kunihiro}, issue = {54}, journal = {椙山女学園大学研究論集 : 人文科学篇・社会科学篇・自然科学篇, Journal of Sugiyama Jogakuen University. Humanities, Social sciences, Natural sciences}, month = {Mar}, note = {020年春の新型コロナ感染者の増大により,国内だけでなく世界中の大学が従来の対 面型の授業が実施できない状況となった。そしてほとんどの大学教員が,これまでやった 事がなかった遠隔授業を行う事になった。幸いなことに学生はほぼ漏れなくスマートフォ ンを持っており,インターネット経由で情報のやり取りが可能な点が,高校以下の学校と 比べて有利な点であった。一方高校以下の学校と比べると学生の居住範囲が広く,高校以 下の学校が対面型授業を再開した後も,多くの大学が授業を遠隔型で行う事を余儀なくさ れている。  突然遠隔授業を始めなければならなかったために,取りあえずのシステムを使わなけれ ばならなかったが,その後状況が落ち着いても,そのまま同じシステムを使っている例が 多い。大学の教員側は,授業のやり方には余り関心がなく,授業ができれば良い,せっか く慣れたやり方でやれれば良い,システムに問題があってもシステムに合わせる形で解決 する,のような方向になりやすいからである。学生側も取りあえず覚えたやり方で済む方 が楽である。  一方,これまでほとんど進まなかった遠隔授業化が一気に普及したのは事実である。た だ問題点もあり,今後より良いシステムが作られ,普及していくことが望ましいが,取り あえずのシステムがその障害になることが危惧される。  本論文では,実際に2020年春に遠隔授業のためのシステムを作ってみた経験から得ら れた,遠隔授業のためのシステムの課題についてまとめてみたい。}, pages = {135--144}, title = {遠隔授業実施システムの課題}, year = {2023}, yomi = {ミキ, クニヒロ} }