@article{oai:lib.sugiyama-u.repo.nii.ac.jp:00003546, author = {小倉, 祥子 and OGURA, Shoko}, issue = {54}, journal = {椙山女学園大学研究論集 : 人文科学篇・社会科学篇・自然科学篇, Journal of Sugiyama Jogakuen University. Humanities, Social sciences, Natural sciences}, month = {Mar}, note = {1999(平成11)年6月に,「男女共同参画社会基本法」が公布・施行された。男女共同 参画社会の実現に向けて,男女共同参画社会基本法の制定の意義は大きく,男女共同参画 社会の形成の基本的枠組みを国民的合意の下に定め,社会のあらゆる分野における取り組 みを総合的に推進していくことを目的としたものであった。小倉(2022)では,男女共同 参画社会基本法施行後,日本の労働組合のナショナルセンターから発信された男女平等政 策の推移と,それを受け,傘下の構成組織(産別)がどのようにジェンダー平等を伸展さ せているのかについて,内部資料のジェンダー統計から考察した。その際,地方連合会や 単組におけるジェンダー平等の具体的な取り組みや推進状況については触れられておら ず,課題として残されていた。  そこで,本稿では,企業別労働組合において,「男女共同参画社会基本法」施行・公布 以降の,2000(平成12)年から2020(令和2)年に至るまでのおよそ20年間に,企業内 のジェンダー平等の実現に向けて,どのような平等政策を実施してきたのか,また,男性 中心社会といわれる労働組合のジェンダー平等は伸展しているのかについて,労働組合 (単組)の現状と課題について把握することを目的としたものである。  なお,本稿の調査に際しては,調査対象である労働組合の選定およびヒアリング調査先 への調査依頼に至るまで,連合大阪企画総務・男女平等・広報グループにご尽力いただい た。連合大阪では,「連合大阪第5次労働組合への女性参画促進行動計画」に基づき,各 職場で男女平等・女性参画の促進に積極的に取り組んでいる組織の表彰制度を,2019年 より実施している。この賞の名称は,「連合大阪男女平等・女性参画推進大賞(愛称:連 合大阪男女でぴかっと大賞)」といい,この表彰制度を通じて,男女平等・女性参画推進 の運動を連合大阪全体に広げていくことを目標にしている。 以下,本稿で紹介する4事業所は,いずれも第1回目である2019年の「連合大阪男女 でぴかっと大賞」に応募した事業所である。}, pages = {27--38}, title = {企業別労働組合におけるジェンダー平等政策 : 2000年代以降の大阪地域における事例}, year = {2023}, yomi = {オグラ, ショウコ} }