@article{oai:lib.sugiyama-u.repo.nii.ac.jp:00003541, author = {河合, 潤子}, issue = {54}, journal = {椙山女学園大学研究論集 : 人文科学篇・社会科学篇・自然科学篇, Journal of Sugiyama Jogakuen University. Humanities, Social sciences, Natural sciences}, month = {Mar}, note = {1日3食を食べる習慣は,鎌倉時代から始まり,江戸時代後期には定着し たと言われる。しかし,1回の食事が整っているわけではなく餅2個や饅 頭,粥などの軽食ですませているため,現代の3食とはかなりかけ離れてい る。小腹がすいたら食べるという軽食感覚であったと考えられる1)。江戸で は,参勤交代による単身赴任の武士が外で飲食をする機会も増え,味噌をは じめ様々な調味料や文化が開発,発展していったとされている。  そこで,本研究では,一般的に家庭で作られていた伝統的な調味料である 味噌の中でも,塩分含量が少なく甘味の強い「江戸甘味噌」に注目した。江 戸甘味噌の特徴,調製方法,さらに当時作られていた料理を当時の書物から 時代背景を加味して取り入れた。しかし,いろいろな方法が記されていたた め,現代の家庭でも可能な方法で調整した。調整した江戸甘味噌はくせの無 い香りや旨味があり,特に独特の甘みには腸内環境にも好影響をもたらすイ ソマルトースが含まれていた。今後,健康への取り組み,食文化の継承保持 からも江戸甘味噌普及に向けた取り組みは重要と考える。}, pages = {63--74}, title = {江戸時代の甘味噌と料理の再現}, year = {2023}, yomi = {カワイ, ジュンコ} }