@article{oai:lib.sugiyama-u.repo.nii.ac.jp:00003474, author = {乙部, 由子}, issue = {1}, journal = {椙山女学園大学教育学部紀要, Journal of the School of Education, Sugiyama Jogakuen University}, month = {Mar}, note = {本稿は,「製造業」,「卸売業,小売業」,「医療,福祉」という女性労働者の多い産業において,女性管理職がどのようなキャリアを歩み,どういった背景で管理職に就いたのかを課長相当職以上の正規女性43名に聞き取りし,結果を考察したものである。  まず,キャリア形成では,4つのパターン「①総合職,技術職として入社し,管理職に昇進」,「②一般職として入社し,コース転換制度を利用し,総合職に変更後,管理職に昇進」,「③入社した企業を退職後,複数の事業所を経て現在の企業で管理職に昇進」,「④入社した企業を退職後,起業」に分類した結果,③のパターンがもっとも多かった。  つぎに,女性管理職自身が,管理職に昇進したと考える要因について,テキストマイニングにより分析した結果,「仕事の評価」,「上司の役割・重要性」,「女性活躍推進事業の始動」,「会社への貢献」という4つのクラスターが中心であった。なかでも,「女性活躍推進」に関連することは,他のクラスターすべてと関連づけられた。結論として,女性管理職は,あくまで,仕事に対する評価が先にあり,女性活躍が先にあって,管理職に昇進したわけでないことが示唆された。}, pages = {155--161}, title = {女性管理職のキャリア形成}, volume = {15}, year = {2022}, yomi = {オトベ, ユウコ} }