@article{oai:lib.sugiyama-u.repo.nii.ac.jp:00003467, author = {小松, 和佳}, issue = {1}, journal = {椙山女学園大学教育学部紀要, Journal of the School of Education, Sugiyama Jogakuen University}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,学級活動において「話合い活動」初期段階の学級における児童が「話合い活動」を積み重ねることにより,合意形成のプロセスがどのように変容するのか探索的に検討することであった。児童が司会進行を行った全7回の「話合い活動」のビデオから「逐語記録」を作成し,シークエンス構造分析の手法を用いて合意形成の変容を検討した。その結果,児童の「話合い活動」における合意形成のプロセスについては,二つの変容が明らかとなった。一つ目は,児童が葛藤したり折り合ったりすることのない合意形成から,児童自身の葛藤について発言したり他の児童と論争したりした後,折り合う合意形成へと変容し,話合いの構造が多層的になったことである。二つ目は,児童がしたいことを中心に発言する話合いから,友達や学級全体を志向する話合いへと変容したことにより,合意形成の方法が多様になったことである。}, pages = {81--89}, title = {小学校低学年における「話合い活動」の実践研究:合意形成のプロセスに着目して}, volume = {15}, year = {2022}, yomi = {コマツ, ワカ} }