@article{oai:lib.sugiyama-u.repo.nii.ac.jp:00003462, author = {山田, 真紀}, issue = {1}, journal = {椙山女学園大学教育学部紀要, Journal of the School of Education, Sugiyama Jogakuen University}, month = {Mar}, note = {本研究ではCOVID-19が学校教育に影響を与え始めた2020年2月頃から2020年度末までの約1年間を対象とし,学校行事の実施についての国と教育委員会の指針を前提に,各学校がどのような議論を経て,どのように学校行事を実施したのかを記録するとともに,学校行事が中止あるいは規模縮小を余儀なくされるような制約の多い学校生活のなかで,子ども達の学校生活の質がどのように変化したのかを明らかにすることを目的とする。愛知県名古屋市にある3つの公立学校,A小学校,B小学校,C中学校を対象としたケーススタディであり,研究方法は主に参与観察とインタビューを用いる。その結果,どのように学校行事を実施するかの合意形成においては,教育委員会の示すガイドラインと近隣の学校からの情報が基盤となったこと,例年の踏襲で実施してきた活動のすべてについて,その意味を改めて問い直し,安全な実施方法を1から作り上げなければならず,時間と労力がかかったこと,合意形成のプロセスでは各自のコロナ観・教育観の違いが露呈し,意見が分かれることもあったこと,そして「COVID-19感染防止を第一としてすべての学校行事を中止」ということもありえた社会状況のなかで,各学校が創意工夫を凝らして「踏みとどまる」実践の様子を描くことができた。}, pages = {39--45}, title = {COVID-19禍下の公立学校における学校行事実施の実態と課題:名古屋市内の公立小中学校のケーススタディから}, volume = {15}, year = {2022} }